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温井和佳奈

愛犬の歯周病と腐ったミカン

最近、オンラインセミナーを始めたり、
遠隔で出店の準備を始めたりと、
なんやら朝から真夜中まで仕事している。

そんな忙しい時に合わせたように、
愛犬の口から血が!

ここ数週間、口臭がキツくなったなと
予兆を感じていたのに、
気がつかず、、ごめんね、ごめんね。

急いで近所の獣医へ。
1回行って、抗生物質と止血剤をもらい
薬を飲み終えて再度、訪ねる。

愛犬は、歯が痛いらしく
ご飯も残すことが多くなった。
時に、全く食べられない。

近所の獣医は、老犬だから麻酔は危険すぎるから
このままにして痛みや炎症がひどくなったら薬を飲ませ
一生、この状態と付き合うのが良いという。

しかし、私も2019年、過密スケジュールすぎて
歯周病みたいになります、気が狂いそうなほど
歯茎が痛み、結果、根っこが炎症してしまっていた
奥歯3本を抜いた。

寝ている間も痛いし、夢の中でも苦しかった。
私自身、歯の痛みでノイローゼになりそうだったので、
そんな思いを死ぬまで愛犬にさせることはできない。

生きている時間が、
少しでも楽しく、少しでも幸せであるように
リスクを取ろう。

ということで、意を決意して
歯も見ることのできる獣医さんを紹介してもらい
オンラインセミナーの合間をぬって
世田谷まで行ってきた。

結果、奥歯の大きい歯を4本抜いてもらった。
もう歯がグラグラしていて、これは痛いねと、先生。
そのグラグラを一瞬で抜いてしまった。
麻酔もかけずに。数秒の出来事。

「先生、お見事!」と思わず拍手をしてしまった。

「腐ったミカン理論」で炎症を起こして
いる部分は、早く取るべし。

結果、愛犬は一気に元気になった。
ご飯はおかわりしてくれるし
何より痛みから解放されて快適そう。

ふと、父の遺影を見る。
十日前に買ったシクラメンの切り花が
まだイキイキとしている。
切り花は、どこかに少しでも
枯れ始めたら、即カットしておくと
本当に長持ちする。

私は枯れ始めた部分と花が咲き誇るのに
水分を奪ってしまう存在、
つまり、多すぎる葉っぱなども
私は事前にカットしておく。

すると、つぼみも水をあげるだけなのに
今は、満開。

綺麗な花だなぁ。

お花もミカンも、愛犬の歯も
人生を教えてくれるね。


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