いよいよ私たち第11回ウルトラクイズの挑戦者たちは、ネブラスカ州リンカーンへ移動する。ここは視界に見える全てが農場だった。この時、挑戦者はわずか10名。 私は移動しながら窓の外を眺める。子供の時に見ていたウルトラクイズ、 …
起業前ストーリー
いよいよウルトラクイズロケ隊は、サウスダコタ州という日本人がほぼいないエリアに入っていった。そこには、テレビで見たことのある4大統領の巨大な顔が壁面に刻まれているマウントラッシュモア。 ヒッチコック監督の映画「北北西に進 …
とうとう無断欠勤をしてしまった私は、その翌日、恐る恐る会社に家に電話した。母は、そんな娘に育てたつもりはない、すぐに帰国しなさいという。上司も同様に怒りのボルテージは以前より上がっていた。当然である。 あー、ヤバい、ヤバ …
圧倒されたのは、さすがの日本テレビ、ウルトラクイズの企画は本当にダイナミックで壮大、かつ面白かった。まさか自分が出ることになるとは夢にも思わなかった。番組制作会社はテレビマンユニオン。この企画を考えた方、心から尊敬します …
念願の証券会社に入社した後は忙しかった。自分だけ落ちることのないように、詰め込みで証券外務員の国家資格を取り、みんなとなんとか歩調を合わせることができた。私が元ビリギャルだったことは、職場の皆さんは知らない。 瞬く間に初 …
ある日、私はお茶当番で朝6時過ぎに出社すると、証券マンたちが開店前のシャッターの降りている店頭で正座していたり、観葉植物の隣に立っていたりして、異様な光景だった。一体、何をしてるのだろうと思っていた。 後から聞いたことに …
当時の証券会社の支店長は、昭和の時代の「ザ・金持ち」を絵に描いたような人だった。丸顔で憎めない顔、野太い大きな声、お腹が出て貫禄のある、チャーミングで面白い人だった。一旦、怒るとその声は支店中に響き渡り、数字の出せない営 …
なんとか私は、一番給料が良いとウワサされていた証券会社にめでたく入社した。当時の給料で社会保険や税金など諸々引くと、短大卒は手取りで14万円だった。あれ、思ったより少ない。きっとボーナスが良いのだろう。。 研修を受けて、 …
高校時代、正真正銘のビリギャルだった私は、エスカレーター式の付属中高に行ったにもかかわらず、成績が悪くて私は大学にいけなくなる寸前だった。最後の最後に猛勉強をしてなんとかギリギリ短大に入った。昭和一桁生まれの父は「女は大 …