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温井和佳奈

なぜ「このお店に通ってしまう」のか、その理由を考えてみた

数年来、日本にいる時は毎月2〜3回行ってしまうお気に入りのマッサージのお店がある。今日も行ってきた。 なぜこのお店に行くのかというと、とにかくいろんな面で「期待を超えている」から。

タダ者じゃない、オーナーの接客の極意

体と心のコリが取れるだけでなく、会話の面白さと笑い、そして仕事で成果を得られるアイディアまで。そのオーナーの先生と話していると、60歳以上かと思われるような会話内容だが、アラサーだという。哲学、音楽、漫画、投資、Youtube, ブログ、税金、会社法、補助金と何にでも詳しく、過去には違う分野で普通の人が出せないような実績を出していたり、何やらただもんじゃないお方。

更に365日、ほぼ店にいる。施術しているときが楽しいといい、仕事を心から愛していて、いつもお客様のことを考えているご様子。だから、お店は良いエネルギーが出ていて、母を見送った時は、疲れ切った体と心が、ここでほぐされて癒された。

私の会社が赤字続きで大変な時は「月次支援金」に申請することを勧めてくれた。これはコロナ禍で売上が50%下がっている法人なら申請すれば、ほぼ確実にもらえるもの。数ヶ月にわたって毎月20万円を支援金として国からいただくことができた。(これ、知らなかった経営者も多い)

これをきっかけに私は、自分でも調べるようになって、いくつかの少し大きめの金額の補助金が採択されて、経費のほとんどを賄えて本当に助かった。実は、過去に何回か補助金の紹介をブログに書いたが、そもそも一番最初のネタ元は、こちらのオーナー先生からだったりする(笑)。

そして、オーナー先生とは、本や漫画、音楽、仕事様々なジャンルの話をするのだけど、一つ一つが深く、なんでそんなに物知りなの?と聞くと、お客さんが言ったことは自分で読んだり調べたりしているという。私がある漫画の話をすると、次回までに確実に読んでくれていて話が通じるようになっているし、ほかのお客さんが話をした映画があれば、それもみる。ビジネスをしている人であれば、それがうまくいくように考える。すごいねー。

期待に応えるだけじゃない、「期待を超える」深い意味

こんな彼のように「期待を超える」って、どうしたらできるのか。

よく自分がやってほしいことを相手にやってあげること、、というけど、私みたいな変わり者が「自分がやってほしいこと」を人にやったら、とんでもない迷惑な状態になることが多々あり、、確実に「期待を超える」ことはできない。

私が思うに「期待を超える」とは、こんなステップなんだと思う。

①相手の価値観を「相手のモノサシ」上で理解する(自分の価値観は横におく)

②「相手と同じモノサシ」を自分の中に持つ。

③そのモノサシの延長上に「相手がまだ想像できない、潜在的に求めているもの」が何かをイメージする。

それがズバッとハマると「そう!私のほしかったものは、これだったんだわ」と感動してもらえる。だから相手の「期待を超える」には、よほど相手を観察して理解していないとできない。

確かにオーナ先生は、私が体重500gの増減も当ててしまうしね。( ̄▽ ̄;)

今日はブログで仕込んだ成果がどうなったか聞かれて、成果ゼロだったというと、笑ってアドバイスをくれた。早速、やってみようと思っている。もう、マッサージを受けにきたのか、ビジネスコンサルを受けにきたのか、わからなくなってきた(笑)

そう思うと、マッサージ代だけでは申し訳ない気持ちになってしまう。またオーナー先生の意見を聞きたくて、今度は、体がこる前に予約を入れようかと思っている私。

体のメンテと言いながら、私と同じように話すのがより目的になって通っているお客さんも多いんじゃないかな。実際、7年、9年と長く通っている人たちが多い。

あまり教えたくないけど、ここまで書いたからお店を教えちゃおうか。

「もみーな西小山店」、(土)(日)は予約取れないことが多い。このオーナー先生が作る空間と場が好き。

https://goo.gl/maps/bWTyTXbGikA6qpTN9

「期待を超える」は、あなたの隣にいる大切な人へ

仕事だけでなく「期待を超える」ステップは、自分の大切な人へ試してみて!

このお店のお客さんのように、きっと相手は「あなたが必要な人」になるから。

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