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温井和佳奈

「頑張る!」は昭和の言葉?バブル時代の現象をカンボジアで垣間見る

昭和生まれの人は、合言葉のように幼少期から大人まで「頑張れ!」と言っていた。下記のYoutubeは、バブル時代のCM。24時間働らっけますか〜?ビジネスまーん?↗︎ビジネスまーん♫↘︎と歌いながら、仕事を徹夜でしたもんだ。

引用:【CM 1989-91】三共 Regain 30秒×7

最近は「頑張る」って嫌いだという人たちも多いよね。「頑張る」って、経済が躍進している時代、場所で使われる言葉なんじゃないかと思う。

よくウチのカンボジア人スタッフが「SUSU!!(スースー!)と言っている。これは「頑張ろう!」という意味。頑張ったうちに入らんだろーが!と、ツッコミを入れたくなる時もあるが、お疲れ様の代わりにスースー!と言われることもあって、可愛いなぁと思ってしまう。

カンボジアというと、最貧国、ゴミの山で生活する人々、etc なイメージを持つ人が多く、下手したら「カンボジアに舗装された道路はありますか?」と日本人から質問されたこともある。

「えー、えー、ありますとも。道どころか、高層ビルだらけですよ」と返す。経済成長率は毎年10%前後を10年以上継続していて、首都のプノンペンの街はものすごい活気があって、その中に身をおいているだけでワクワクしてくるようなところがある。

数年前までは、ほぼネオンもなかったが、今はこんな夜景が広がる。

引用:R&F City 

カンボジアにいると、近所のおじさんが上半身裸で、ぽっこりお腹を出してウチワでパタパタやっているシーンとか、良き時代の昭和が重なるシーンを見ることが多い。

その度に、カンボジアはまだまだ成長していく国なのだろうなと思う。(貧困エリアの女性や子供が多くいるという事実も忘れてはいけない)

私は「頑張る」という言葉、とてもいい言葉だと思う。

「頑張る」が嫌いな人、「SUSU〜♫」と言ってみて!

きっと、いい加減に頑張れて、楽しくなるから!

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