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温井和佳奈

「東南アジアで起業する」の著者から聞いた生き残っている会社の共通点

今晩は、「東南アジアで起業する」ケースから学ぶキャリア開発の著者である横山和子先生と、この本の中に登場する起業家20名のうち8名の方々とでZoom MTGをした。

参加者はベトナム、タイ、カンボジア、香港、インドネシア etc と様々な国から日本人経営者が参加した。海外で事業をやっている人との交流はなかなか日本で会えないから貴重だし、現地の声を聞くのはとても興味深い。

横山先生の本にによると、出版直前に「コロナ禍が東南アジア諸国での事業および生活に与えた影響について」アンケート調査を実施された。

回答者は全員、事業展開国内での行動制限の中で授業を継続していた。回答者

  • 50%は事業規模を縮小
  • 20%は事業規模を拡大
  • 20%は変化なし
  • 10%は異業種に転換していた。

東南アジアで事業展開している起業家は対応力があることを本書でも指摘されていて、実際、生き残っている会社の回答者の多くは、

日本を対象としていた事業の柱を事業展開国の「ローカルマーケット」にシフトし、事業の構造転換を図っていたという。

まぁ外国在住者の多くが帰国したのだから納得。

数年前に横山先生がカンボジアにいらして、暑い日に取材を受けた日が懐かしい。

横山和子 北海道小樽市出身。北海道大学経済学部経済学科卒業。米国インディアナ州立大学大学院経営管理学修士課程修了(MBA )。京都大学博士(経済学)。ILOなど国際機関に9年間勤務。東洋学園大学教授を経て、現在同大大学院非常勤講師、名古屋大学大学院非常勤講師。

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